べっ甲の修理 ① ~帯留め編

鼈甲の帯留め修理
べっ甲の帯留めの修理

 

古い帯留めです。

おばあ様のものだったと伺いました。

 

修理前(before)画像がありませんが、真鍮金具がついた帯留めでした。

 

 

金具を止めているビスが外れ、

現状の金具は「渡し」の幅が薄く、帯締めが通しにくい状態でした。

べっ甲の帯留め。水牛を使っての修理

 

ご希望は

【金具パーツを大きめのもの(帯締めの通るもの)に変え】ての修理でした。

 

 

べっ甲メーカーの担当さんの提案は、

修理代金を抑えられる 水牛 でのお造りでした。

 

 右側の画像 渡しafterは 水牛 で作成させております。

この幅で3分紐が通るようになりました。

 

 

 

 

べっ甲の帯留め修理
べっ甲の帯留め。水牛を使っての修理

とても、自然な仕上がり、

鼈甲と水牛部分 の違いがわかりますか?

 

ご依頼のお客さまにもたいへん喜んでいただけました。

 

 

 

鼈甲の修理は、貴金属の修理と比べ、修理期間長く頂戴します。

また、お預かりしてから見積を出す事になります。

 

 

鼈甲製品修理 ご依頼の方の多くは、

ほぼHPをご覧いただき、お越しいただいております。

 

 古いべっ甲製品。壊れたままの状態のもの。思い出の品。形見のべっ甲。

気になるものがございましたら、問い合わせください。

 

お待ちしております。